うつ(傾向)改善に劇的な効果がある“ある方法”

新緑の紅葉

こんにちは。

国家資格キャリアコンサルタント兼心理カウンセラーのゆかりです。

 

ガラスと水滴

  

現在うつ病で休職中の方がいる知人から

うつから改善させるには何をしたらいいのか?

という相談をいただきました。

 

今日は、その相談の中でもお答えした、

うつ病にとどまらず、発達障害や、抑うつ傾向が強い方が陥っている「ある」思考についてお話しします。

逆に、これを改善できれば抑うつになる要因は大幅に抑えられたり、改善が期待できるというものです。

 

あなたにも当てはまっていたら、後述する対策を是非お試しくださいね。

 

反芻思考が抑うつを助長する

リピートの文字の周りに矢印の円

 

 

抑うつ状態(心のエネルギーが低下し落ち込みや憂鬱な気分が続く状態)になる大きな要因は、反駁(はんすう)思考にあります。

反芻思考とは、「ぐるぐる思考」とか言ったりもしますが

ネガティブな出来事を繰り返し思い出し、悩んでしまう考え方のことです。

 

「なんであんなこと言ってしまったんだ」

「どうしてあの時あれをしなかったんだ」

「目標が達成できない自分はダメ人間だ」

「あの人は私のことを嫌っているに違いない」

 

といったように、

過去の辛い経験や失敗についていつまでも考えてしまいます。

 

反芻思考は負の感情と密接に結びついているため、考えだすと視野も狭窄になり、作業効率も下がることで、自分攻めが酷くなり、自分自身をひどく追い詰めてしまいます。

うつになる方はこの反芻思考をしてしまう傾向が非常に高いです。

 

ではどうすればいいか…

 

「気付く」ことで反芻思考は止まる!

電球にニコちゃんマーク

 

反芻思考を止めるために簡単にできること。

それは「気付く」ことです。

 

「たったそれだけ?」と思いますよね(笑)

 

きっと、簡単すぎてあっけに取られてしまいましたね。

 

でも、これは大真面目で言っています。

 

あなたが反芻思考に陥った経験があれば、

その時のことを考えてみてください。

「あ、自分はネガティブ思考に陥ってしまっている」

と気付いたこと、ありますか?

 

ある方、素晴らしい!

 

多くの方は、ご自身がネガティブな感情に巻き込まれていることに気付いていません。

なので、ひたすらその負の感情に浸ってしまいます。

 

でも、ネガティブな気持ちに囚われてしまっていると気づけさえすれば、

そこから抜け出すことができます。

 

反芻思考をしてしまっている自分にその都度気付くことで、あなた自身、嫌な気分にならずに済みます。

 

こんな簡単なことで楽になれるなら試してみたくなりませんか?

 

反芻思考は考えるたびに気付けば止まるけど…

 

反芻思考を抑えられると、抑うつ傾向はかなり抑えられますし、

反芻思考の方が陥り勝ちなネガティブ思考も改善されます。

反芻思考を止めるには「気付く」を意識してみてくださいね。

 

ただ、カウンセラーとしてお伝えすることがそれだけでは、ちょっと芸がないですね。

思い出したり、考え込んでしまうことが無くなると最高ですね。

そのご期待にお応えして、

次回は、ついつい思い出してしまう辛い出来事から解放される方法をお伝えします。

良かったらこちらも是非お試しください。

 

少しでもあなたの気持ちが楽になりますように。

 

もっと早く楽になりたい、と思われる方は

よかったらお試しカウンセリングを受けてみてくださいね。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

ピンクの花とThank youの文字