Blissful Life Support

周りと比較したり、周りから批判されて

相談に見えるクライエントさんには

皆ができることができない自分を責めたり、

周りとは違う自分を責めるなど、

多数派から見ると少し「違うかな」と思う部分（個性）について

「問題」と捉え、とにかく自分を責めてしまう傾向があります。

これまでずっと周りから「変わっている」人と見られたり、

個性を押さえつけられ、叱りつけられてきたりしたら、

当然、そのような考え方になってしまってもおかしくありません。

でも、それはご本人にとってはとっても辛いこと。

今回は、生きやすい環境を創るために必須であり、

意外と多くの皆さんが気付いていない大事な要素についてお伝えしますね。

これに気付けると、少し気持ちが軽くなりますよ。

問題は「部分」であり「全体」ではない

ご自身の個性について悩んでいる方の共通点は

個性を「悪いもの」として捉えてしまっていること。

そして、それでご自身の全てを否定してしまっていることが非常に多いです。

・会議や仕事に集中できない

・ケアレスミスをしてしまう

・不用意な発言をしてしまう

などについて職場で注意されること、「皆はできていて自分はできない」

というニュアンスで受け取りますよね。

そして、あたかもその問題が自分の全てであるように思えて、

「自分には良いところがない」と考えてしまいがちです。

でもね、

問題と捉えられているもの（個性）はあくまでも「一部」でしかないんです。

でも、実際、それに気付きにくいのが現状です。

なぜなら、ご本人は既に負のスパイラルに入ってしまっているから。

個性を「悪いもの」として捉えてしまう負のスパイラル

例えば、

Aさんに「思いついたらすぐに実行してしまう」という個性があるとします。

職場環境や上司、同僚との相性が悪いと、

この個性は、「上司に相談もなく勝手に仕事を進める独断的な人間」というレッテルを貼られます。

皆、Aさんの悪いところばかりに焦点を当てられひたすら叱り、

Aさんは同僚からもいやがらせを受けたりして、

周囲と孤立してしまうこともあるでしょう。

怒られては凹み、挽回しなければと思っていても

緊張と焦りで成果が上がるはずがありません。

そのままでは、

できない自分に対するあなた自身の評価がどんどん下がってしまいます。

でも、あなたを責め立てる人々は、あなたの悪いところにしか注目していないことが多いです。

そして、あなたも。

なので、いつまでたってもあなたも周囲の人も気持ちよく働くことができません。

でも、Aさんの「思いついたらすぐに実行してしまう」という個性を

別の視点から捉えてみたり、Aさんの別の部分に焦点を当てみるとどうでしょう。

別の視点からAさんの個性を捉えると、Aさんは「行動力がある」という風に捉えることもできますし、

また、Aさんをよくよく観察していると、「変化に敏感」という個性も見えたりします。

そうやって、個性の考え方によって活躍の道だって考えることも可能です。

ね？　

あなたや周りが問題と捉えていることは「部分的」なものであり「全体」ではない。

だから、あなたの「一部」であなたの「全て」を否定しないこと。

それが何より大切なのです。

問題を「部分」と捉え、心の余裕を作る

あなたが問題と思う個性は「部分」であり、「全体」ではありません。

それに気付き、自己理解を深められるだけの心の余裕があれば、

自分が本当に活躍できる道を見つけたり、自分にとって心地よい環境を創ることも可能です。

でも、辛い思いばかりして、生き辛さの渦中にいる人は、

他のことに目を向ける心の余裕がないため、ご自身をより理解し、

生きやすくするための考えをめぐらすこともできません。

そんな時は、あなたが信頼を寄せられそうな人に相談してみてください。

少しでも早くご自身にとって心地よい環境を創りたいと思われる方は、

お試しカウンセリングを受けてみてくださいね。

最後まで読んでくださりありがとうございました。