「ポジティブシンキング」はしなくていい

ポジティブと書かれた板と黄色い花

こんにちは。

国家資格キャリアコンサルタント兼心理カウンセラーのゆかりです。

 

ポジティブな人形とネガティブな人形

 

「ポジティブシンキング」をした方が

人生を楽しく生きられる。

と、よく聞きませんか?

 

ポジティブシンキングとは文字通り、

「Positive(前向き)にThinking(考える)」こと。

 

でも、実際、ポジティブシンキングをしようと思っても

辛くなる場合もあります。

 

だって、思っていることと真逆のことや、

無理矢理ポジティブな思考に変えようと思っても、

思うように前向きな気持ちになれない時もありますよね?

 

そして、そんな自分に対して

「やっぱり私はだめた」と、自己嫌悪が増してしまいます。

 

そうやって、ポジティブシンキングを試みたものの、

余計、自分自身を苦しめてしまう方に向けて、

今回、ポジティブシンキング(前向きに考える)をしなくても

楽になれる秘訣をお伝えしますね。

 

ポジティブシンキングから自分への押しつけをなくす

持ち上げられて連れていかれる棒人形

 

ポジティブシンキングをせずに前向きになるポイントは

「前向きに考えなければ!」という無理強いする気持ちをなくすこと。

そのためには、

ポジティブな言葉を

無理やり自分に押し付けて「考える」のではなく、

無理のないポジティブな言葉に変える

 

気持ちは込めなくて大丈夫。言葉の通りに無理に考える必要もありません。

 

なぜ「Think=考える」必要がないのか?

理由は、簡単。

 

 

「思考=言葉」だからです。

 

 

ポジティブに考えなくても、

言葉を変えるだけで自然とその言葉の通り

思えるようになります。

 

ただ、あなたが受け入れられる言葉に変えてあげることでよりハードルが下がります。

それを積み重ねていけばいいんです。

 

言葉を変えるだけで得られる変化は膨大

言葉の力

 

具体例を挙げますね。

会社の同僚のSさんは、トラブルが起こると自分のせい、

と必要以上に自分を責めしまう方でした。

 

何か問題が起こると「全部私のせい」と考えてしまいがち。

 

これを超絶ポジティブ思考な先輩から

アドバイスをいただくとしたら、

「くよくよしてないで、失敗から学びを得たらいいじゃん!」

となったりします。

 

それができれば問題ありませんね。

 

でも、

Sさんはそこまでプラス思考に考える心の余裕がありません。

そんなSさんに「くよくよしない」や「失敗から学ぶ」ことを強要すると、

それができないSさんは余計ご自身を責めてしまいます。

 

そんな時、例えば、

「全て私のせいではないかもしれない」

という「言葉」を口にしてもらいます。

 

無理してそう考える必要はありません。

言葉にするだけでOKです。

ただし、Sさんが無理なく受け入れてあげられる言葉に変換してあげます。

 

その言葉を言えたら、

何かミスをしたと思う度にその言葉を発したり、

書いてもらいます。

 

それを何度も繰り返すうちに、Sさんは

本当に、「私のせいではないかもしれない」

という気持ちになれるようになり、少しずつ、

自責の気持ちを軽くすることができるようになりました。

 

Sさんからいただいた感想は、

「こんなに自然と自分責めがなくなるなんて不思議」

というもの。

 

言葉にはそれだけ無理なく気持ちを楽にできる力があるんですね。

鉄則は「無理な押しつけをしない」こと。

  

幸せは言葉を変えれば手に入る

ガラス瓶に入ったハートの飾りとピンク色の花

 

Positive Thinking は「前向き」に「考える」ことを

強調されていますが、実際は、

無理にポジティブに「考える」ことは不要で、

言葉を変えてあげるだけで楽になれます。

 

「思考=言葉」

 

これを覚えて応用すると、あなたの息苦しさも

少しずつ解消できるかもしれません。

気張らずに行きましょう(^^)

  

もっと早く楽になりたい、と思われる方、

よかったらお試しカウンセリングを受けてみてくださいね。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

ラナンキュラスの花とTHANK YOUカード